「子よ、元気を出しなさい。」
マタイによる福音書9章2節
「元気を出す」とはどんな意味でしょうか。それは、希望を失わず、神様に守られていることを信じて生活することです。でも・・・いやなこと、うまくいかないこと、失敗。生きていると自分の思い通りにいかないことばかりです。
しかし、それなのに、イエス様は私たちに元気を出すようにとすすめています。そこで、ニューヨーク大学リハビリ病院の壁に書かれた詩を紹介します。元気に出すとは、どういうことなのか。その参考になると思います。
成功するために力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと弱さを授かった。
偉大なことができるように健康を求めたのに
より良きことができるようにと病弱を与えられた。
幸せになろうとして富を求めたのに、
賢明であるようにと貧困を授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして権力を求めたのに、
神を求め続けるようにと弱さを授かった。
人生を楽しめるようにと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと命を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
言葉に出さなかった祈りはすべてかなえられた。
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