あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。
(ルカによる福音書10章20節)
シオン幼稚園では毎月、その月に生まれた子どものお祝いをする誕生日会と礼拝を持ちます。その中で子ども達は皆で、讃美歌「生まれる前から」を歌います。その歌詞の一番は次です。
生まれるまえから 神さまに
まもられてきた ともだちの
たんじょう日です おめでとう。
そうです。子ども達ひとりひとりは生まれる前から、神さまに守られてきました。
そして、続いて園長は「神は愛である」と、子ども達の祝福と神様への感謝のお祈りを始めます。愛である神様が、生まれる前から、子どもたちを愛して守ってくださいました。そして、神様の愛を受けた人たちはお互いに愛し合うことができます。つまり、生まれてからお父さんとお母さんに愛され、守られ、そして、子ども同士がお互いに大切にしあって、心と体が育つのです。
この世の生の最後に、死ぬということが起きます。死ぬことは人間にとって最大で最後の敵です。私たちが生きている時にも、死の力は恐れと不安を抱かせ暗闇をもたらすのです。しかし、主イエス・キリストは、死の力を打ち破りました。死がすべての終わりではないこと、死は決して滅びなのではないことを私たちに示されたのです。
そして、天にその名が書き記されることも死に対する勝利のしるしです。神様が命の書に私たちの名を書き記して永遠の記憶の中においてくださるのです。
ですので、みなさん安心してのびのびとこの世の生の旅路を歩んでください。立派に成長して、大きくなってください。自分が得意なことを通して、いろいろな人たちや地上の生き物のために、何ができるのかを考えそれを行う大人になってください。
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