求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
マタイによる福音書7章7節
保護者の皆さんは子どもからの様々な「求め」に毎日接しておられることでしょう。食べる、着る、寝ることから始まって、遊んで欲しい、抱っこして欲しい、見ていて欲しいなど随分たくさんの「求め」があります。そう考えますと子育ては楽なものではないことを改めて思います。
とはいえ、「求め」は求めることの出来る相手がいないとしっかりとは湧いてこないものです。相手を信じるからこそ「求め」を投げかけられるものではないでしょうか。子どもたちの「求め」は保護者の皆さんを頼りにしているからこそのものです。子どもたちの「求め」に応えていくことは苦労する時もありますが、保護者の皆さんが信頼に値いする人だと子どもたちが認めるならば、親子の関係はより確かものになっていくでしょう。
そして、「求め」が「与えられる」ことで「満たされる」ことは、見えるところだけでなく、見えないところでも子どもたちを支える生きる力になるからです。
そうすると「見えない心の育ち」とは自分が愛されていると知り、まわりの人との信頼関係を深めることと言うことができるかもしれません。イエス様は神様と私たちとの間柄もまたそのようなものだと教えていて下さいます。「神様に求めなさい、そうすれば与えられる」これをキリスト教においては信仰といいます。
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