「しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」
(ペトロの手紙一 1章25節)
昼がだんだんと長くなり、暖かい日が増えてきました。新しい命の芽生えを感じることができる季節、春を迎えたのです。
今月の聖句は、「しかし」で始まります。これは、前の文とつなぐ言葉です。前の文は「草は枯れ、花は散る。」です。
春なのに!命のめばえの季節を迎えたのに、どうして?と思うひともいるかもしれません。
草のように枯れ、花のように散る、長いようで短いのが私たちのいのちです。そして春は出会いと別れの季節。わくわくするような、一方で少し寂しいような、複雑な気分になります。
しかし、小さないのちのまん中に、十字架につけられ、復活されたイエス・キリストの言葉は立ち続けるのです。ここに私たちのなぐさめがあります。
さくら組のみなさんは3月にシオン幼稚園を卒園し、いろんな小学校に離れ離れになります。「しかし」、新しい旅立ちには、見えない神様が、聖書の言葉が伴ってくださいます。勇気をもって、元気に歩んでください。
祈っています。また、教会で、教会学校で、いつもお待ちしています。
園長・牧師 佐野真也